日々のニュースについて考えたことを色々と. 少し頭を使う必要があるかもです
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気になること、というか、気になるCMを知りまして。
CMにある潜在意識というか、前提みたいなものにたいして、ある疑問が生じたわけです。そしてこの前提は、このCMにおいてだけではなく、他の部分においても広く信じられているようなんですね。
そのCMとは、地球保護を呼びかけるCMです。
知っている人はすぐに分かるでしょうが、いくつかの太陽系の惑星(地球も含め)が画面にあり、地球以外の惑星が地球にたいして、同情や哀れみの言葉を投げます。
地球はそこで、「正直、辛いです。」としょんぼりした様子をみせる、、、、、、
ここでの同情は、地球が人間の手で汚されていく、その様に対してですが、僕が疑問に感じたのはそこではありません。確かに人間は、本来あるべき”自然”から離れ、以前までの環境を変化させつつあるかもしれません。CMが訴えている内容は、全うなものだと思います。
ただ、僕が思うのは、なんで地球がそんなに”ひ弱”に描かれているんだ、ということです。
人間が地球を苛めて、その力に地球は屈服しそうだ、、、なんてことが読み取れますが、この認識は非常に危険だと感じるのです。
なぜなら、「人は地球を(自然を)圧倒できる」という考え方、それこそが今の環境破壊の元凶そのものであるからです。
この考え方は近世において唱えられましたが、そのせいで起きた問題に直面した今、人々は反省し、「人と自然は対等だ」という考えのもと環境問題に取り掛かっているはずです。
ところがこのCMでは、元凶となる考え方を再び採用してしまっているのです。
人はいまだ、自らの力を過信し続けているようです。
僕は、地球は実際の所、痛くもかゆくもないんじゃないか、と感じています。深刻な状態にあるのは、他でもなく人間のほうでしょう。
地球が環境を元に戻そうとすこし力を入れれば、そのはずみで人は様々な災害に遭います。異常気象に見舞われ、「正直、辛い」なんて泣き言も言えない状態の人がたくさんいるのです。
僕がふと耳にしたニュースですが、アフリカのサヘルに緑が戻りつつあるようです。その原因は異常気象にあるといいます。
僕はこれを知った時、思わず笑ってしまいました。人間があれだけ必死になって食い止めようとし、それでも拡大し続ける砂漠が、地球の力にかかればすぐに大人しくなる。
なんと人は弱く、そしてなんと地球は大きく、強いんだ、と。
それを考えると、このCMの持つ認識に対しては、おいおい冗談じゃないよ、と突っ込みたくなるのです。
そして、このCMのみならず、他のメディアによる環境保護の訴えにも、しばしば上記の認識がひりついていることに関しては、残念で仕方ありません。
環境問題の深刻性を訴えるならば、地球ではなく、人類が直面している危機を伝えるべきだと思うのですね。
そっちの方がよっぽど深刻でしょう。
人(科学)の力が弱いということに関しては、ちょうどいい例がありましたね。
これだけ科学が発達しているようでも、今回の豚インフルエンザの夏季の流行を、これっぽっちも防げなかった。防げなかったどころか、予想すら出来なかったわけですから、笑うしかない。
CMにある潜在意識というか、前提みたいなものにたいして、ある疑問が生じたわけです。そしてこの前提は、このCMにおいてだけではなく、他の部分においても広く信じられているようなんですね。
そのCMとは、地球保護を呼びかけるCMです。
知っている人はすぐに分かるでしょうが、いくつかの太陽系の惑星(地球も含め)が画面にあり、地球以外の惑星が地球にたいして、同情や哀れみの言葉を投げます。
地球はそこで、「正直、辛いです。」としょんぼりした様子をみせる、、、、、、
ここでの同情は、地球が人間の手で汚されていく、その様に対してですが、僕が疑問に感じたのはそこではありません。確かに人間は、本来あるべき”自然”から離れ、以前までの環境を変化させつつあるかもしれません。CMが訴えている内容は、全うなものだと思います。
ただ、僕が思うのは、なんで地球がそんなに”ひ弱”に描かれているんだ、ということです。
人間が地球を苛めて、その力に地球は屈服しそうだ、、、なんてことが読み取れますが、この認識は非常に危険だと感じるのです。
なぜなら、「人は地球を(自然を)圧倒できる」という考え方、それこそが今の環境破壊の元凶そのものであるからです。
この考え方は近世において唱えられましたが、そのせいで起きた問題に直面した今、人々は反省し、「人と自然は対等だ」という考えのもと環境問題に取り掛かっているはずです。
ところがこのCMでは、元凶となる考え方を再び採用してしまっているのです。
人はいまだ、自らの力を過信し続けているようです。
僕は、地球は実際の所、痛くもかゆくもないんじゃないか、と感じています。深刻な状態にあるのは、他でもなく人間のほうでしょう。
地球が環境を元に戻そうとすこし力を入れれば、そのはずみで人は様々な災害に遭います。異常気象に見舞われ、「正直、辛い」なんて泣き言も言えない状態の人がたくさんいるのです。
僕がふと耳にしたニュースですが、アフリカのサヘルに緑が戻りつつあるようです。その原因は異常気象にあるといいます。
僕はこれを知った時、思わず笑ってしまいました。人間があれだけ必死になって食い止めようとし、それでも拡大し続ける砂漠が、地球の力にかかればすぐに大人しくなる。
なんと人は弱く、そしてなんと地球は大きく、強いんだ、と。
それを考えると、このCMの持つ認識に対しては、おいおい冗談じゃないよ、と突っ込みたくなるのです。
そして、このCMのみならず、他のメディアによる環境保護の訴えにも、しばしば上記の認識がひりついていることに関しては、残念で仕方ありません。
環境問題の深刻性を訴えるならば、地球ではなく、人類が直面している危機を伝えるべきだと思うのですね。
そっちの方がよっぽど深刻でしょう。
人(科学)の力が弱いということに関しては、ちょうどいい例がありましたね。
これだけ科学が発達しているようでも、今回の豚インフルエンザの夏季の流行を、これっぽっちも防げなかった。防げなかったどころか、予想すら出来なかったわけですから、笑うしかない。
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