危機管理能力

今回は、交通の話です。
これはとくに最近のニュースとかではないですが、まぁ交通事故は減ることなく、とくに最近は飲酒運転が問題となっていますね。

ということでこんかい題材となる出来事は、管理人自身の体験となります。
、、、体験といっても事故ではないですが笑

まぁ家族と車にのってたんですよ。
父親が運転して、僕が助手席、だったんですね。　で、交差点が近づいてきて、信号が赤だった訳ですよ。

ほんの少し前に赤になったようで、まぁ、歩行者が何人か、道をわたり始めていた。
そしてそれを、僕は助手席から、ただぼーっと見ていたわけです。

ところが、、、ある疑問を抱いたわけでありまして、結果すぐにその原因も分かったんですが、、、

彼ら歩行者は、まっすぐ前をみて（うつむき加減に）わたっていた。
以前ならば疑問すら抱かないこの風景に、僕はひっかかりを感じた。

つまり、左右を見ないのか？ってことなんですよ。
「だって信号は青じゃないか」「青信号を安心して渡れる社会が、交通システムがあたりまえじゃないか」

たしかにそうだと思うし、それが理想だと思う。

交通事故は、すべて（といっていいぐらい）車が悪いことになります。生身の人間は弱いからであり、車は地球上の道という区域を”走らせてもらっている”という認識からでしょう。

今回のことについても、信号はこちらが赤ですから、当然車が止まるのが当たり前で、歩行者は堂々と渡っていい。
もちろん左右をみることも、必要ないといえば必要ない。

これらを踏まえつつも、やはり僕は彼らの行為に疑問、もっといえば否定的な感情をもっている。


我々は動物であるから、危険にかんして敏感であるはず、なんですよ。
そして今回僕が話したいのは、題名にもなっている「危機管理能力」であります。

常に最悪の状態を想定して行動する

”常に”しかも”最悪の状態”なんか考えてはいられません。めんどくさいですから笑

だけれども、本来これが普通であるはずなんです。なぜなら自分を守れるのはやはり自分だけであって、決して青信号ではないからです。

それは動物の本能として認識しているべきだと、僕は思うんですね。
いつも危険に対しておびえる必要はなくとも（用心していても避けられない事故はある）、そこまでは言わないまでも、せめて、道路の横断という場所では、危険度が著しくあがる場所では、もっと用心してほしい。

信号が青であろうが、近づいてくる車があるのだから、一瞥でいいからしてほしい。携帯をいじるのを、そのときばかりは止めて、いつでも動けるようにしてほしい。

最悪の状態＝赤信号を無視し突っ込む車、が可能性としては、あるのだから。

まして今や飲酒運転が問題となっていて、車が正常に走ってくれるというのは信じきれない。そんななかで、運転手のマナーの向上を声高に叫ぶのは当然だけれども、それだけじゃなくて、歩行者側の意識もやはり自然と高まる必要性があるのではないか？

今の人はそういった「危機管理能力」が欠けている気がするが、どうだろう。